今は全部埋められてしまったみたいですが、
団地区域内にも遺跡があったそうです。
２カ所あって、一つは豊四季台第二のあるところ、
もう一つは豊四季保育園のあるところになります。
現在豊四季台第二団地になっているところには豊四季競馬場貝塚、
豊四季保育園のあるところは篠篭田遺跡Ⅲが発掘され、
現在は資料のみが残っています。
豊四季競馬場貝塚は名前の通り貝塚で、
篠篭田遺跡は土器などが発見されたそうです。
団地は元々柏競馬場だったというのは知っていたのですが、
さらにその前の歴史もあったなんて
おどろき！
冷静に考えれば豊四季台の土地に有史以前のものがあっても
不思議ではないんですが団地って言う近現代を代表する土地だと
先入観があってそこまで思いたどれなかったです。
柏市が市として制定される前には
“豊四季村”というのがあったらしいのですが、
それがここら辺を指しているのかいまいち不明。
機会があるときにでも調べてみたいと思います。
写真は篠篭田遺跡Ⅲの上に立つ豊四季保育園。
補足・図書館でメモってきたこと
豊四季台競馬場貝塚
遺跡番号：100
立地：谷奥東向
地点：貝塚
時期：縄文：前期（黒浜）
篠篭田遺跡（Ⅲ）
遺跡番号：98-3
立地：北向台地
地点：散布
時期：縄文：前期（黒浜）
篠篭田遺跡は今の豊四季保育園になっているところ以外にも
団地周辺エリアにも散見しているので、
縄文時代からこのエリアが
生活の場になっていたことをうかがわせます。
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