年寄りが働ける農園ができるそうです。
asahi.com:豊四季台団地、高齢者が働く農園など構想 -マイタウン千葉
自治会でも現在農園を使う人の募集を行ってるんですが、
それとは別に、事業的な視点で構想が動いているそうです。
事業化して独立採算で動けて、
高齢者が生き生きと暮らせる街ができるってのは、
まあ、理想型なんですが、
なんというかモヤモヤをぬぐいきれないでいます。
1)なんか、スキマを埋められてる感がある
農園って言うほど大げさじゃないんですけど、
団地の中って勝手園芸が盛んで、
あちこちに住人が植えて手入れをしている草木があります。
なんというか、そういう事業って言葉だと
吹き飛ばされちゃうような小さいスケールで
土いじりを楽しんでいる年寄りがいて、
その恩恵として四季の花々を通りすがりに見られたりします。
(賛否両論あると思いますが、
まあ、団地ってのはそういうのがあるもんだって前提で)
大堀川周辺まで足をのばすって
引退したての人はいいですが、
熟練の年寄りにはちょっと難しい距離だなと。
わざわざ僻地に作るより、
団地敷地内の隅っこや端っこに農園っぽいのを
ちょこっと作るだけでもいいんじゃないかなと。
大げさに作ってしまうと、そういう勝手園芸や
農園っぽいのが追い出されちゃうような気がするな
というモヤモヤ。
2)なんか順番が違うんじゃない?
ニュースには
『直売所やとれた作物を味わえる食堂や配食サービス』
なんてのがありますが、そういうのは農園待ちをするんじゃなくって、
すぐにでもやった方がいいことなんじゃん?
団地の商店街を盛り上げれば
それなりに賄えちゃう事もあるだろうし、
農作物待ちをする前に、今できそうなことは
ちょっとの行政上の緩和でできることもあるだろうし、
先行してやりゃいいんじゃないかなと。
そういうモヤモヤ。
3)よくよく読むと、今の入居者はほったらかし?
全体として立替後の話で、
まあ、そのころに家賃が高くなった団地に入るとは考えてません。
ただ、あと数年はここに住むつもりですし、
ぎりぎりまでいられればいたいなと考えています。
今いる住人から見てみると、構想の話は全くの他人事。
きれいな青焼きに夢馳せる視線で見ることはできないでいます。
全部の立替が住むまで生きてる年寄りはいいとして、
そろそろを心構えでいる人にも違った意味で他人事。
うーむ、私たちは関係ないのかっていうモヤモヤ。
まあ、よくなることを推進することを止める理由はないんですが、
豊四季団地の話なのに住人が疎外感を感じるプランって、
見ててモヤッと来るなというのを
むりやり頭を整理して文章化してみました。
プラン自体はいいことなんじゃないですかね?